石川県の海鮮グルメの穴場、白山市美川の、ランチ・ディナーどちらにもおすすめなお店をご紹介します。
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石川県「白山市美川」の海鮮グルメがアツい
石川県で美味しい寿司や海鮮丼を食べられる場所というと、能登半島や金沢の市場を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
筆者もその一人だったのですが、白山市には「美川町」という、海鮮グルメの穴場があると聞いて、美味しい寿司と刺身を求めて現地に行ってきました。
新鮮なだけではない、
美川の海鮮グルメが美味しい理由
白山市美川の地下には、霊峰白山の恩恵とも言える「伏流水」が流れています。
白山の雪解け水が地下を通り、更に美しく豊かな水質の伏流水となって川へ海へと流れていくため、地元の海産物は恵まれた水質の中で育ちます。
そんな環境で育った海産物を惜しみなく使った海鮮グルメを食べられるのが、ここ美川町なのです。
白山市美川の海鮮グルメをご紹介
早速ではありますが、海鮮グルメ好きの筆者が伺い、「これは絶対におすすめしたい」と感じたお店を紹介していきます。
1. 鮨美浜
まず初めにご紹介するのは、鮨美浜。
「美川漁港から徒歩139歩」と、漁港のすぐそばに店舗を構えており、新鮮な魚を使った寿司や海鮮丼、また季節の魚を使った料理、美川名物のフグ料理など、様々な海鮮グルメを提供しています。
お店に入ると、都会の料亭のようなスタイリッシュな空間に、お茶目な店主と、明るく愛想の良い店員さんたちが迎えてくれました。
店内は全体的に明るく、雰囲気の良い感じです。
今回筆者がいただいたのは、大人気メニュー「おまかせにぎり 十二貫」。
人気のネタが惜しみなく並べられ、さらに味噌汁・茶碗蒸し・サラダ・アイス(orコーヒー)がセットに付いて、お値段なんと3,000円。お店のサービス精神を感じられます。
見てください、このツヤツヤ、ぷりっぷりなネタたち。
「漁港のそばにある店」ということで、来店前から期待は大きかったのですが、これは想像以上です。
実際に食べてみて、やはり味も食感も、最高でした。決して期待を裏切らない美味しさです。
十二貫のうち1つも「ハズレ」はなく、一貫ごとに新しい感動を与えてくれます。
ちなみに、海鮮好きの筆者は、この日のために仕事を頑張ったので、ご褒美に「おまかせにぎり」をいただきましたが、他にも「まかない丼(1,500円)」「すし盛り 八貫(1,500円)」「美川県一丼(2,200円)」と、もう少しお手頃な価格で、美川の海鮮グルメを堪能できるランチメニューもあります。
店主の伊藤さん。料理の準備をしながらも、楽しいお話を聞かせてくれます。終始、人柄の良さが滲み出ていました。
おまけ:「美浜ポーズ」で記念撮影
このダイナミックな「おまかせにぎり」を記念に撮っておくのにおすすめなのが「美浜ポーズ」。
鮨美浜のインスタグラム、もしくは「#美浜ポーズ」でタグ検索を行うと、多くのお客様の「美浜ポーズ」を見ることができます。
筆者も記念にパシャリ。美味しそうなお寿司を前に、自然と笑顔になりました。
ちなみに、鮨美浜のインスタグラムのフォロワー数は、なんと12,000人超え。店主の伊藤さん自ら、こちらでも日々見応えのある「ネタ」を提供されています。
鮨美浜の店舗情報
人気のお店なので、事前に予約を入れてから行くのがおすすめです。
住所 | 〒929-0235 石川県白山市美川永代町甲1-46 |
電話番号 | 076-259-5566 |
営業時間 | 11:00〜14:00(ラストオーダー13:30) 17:00〜22:00(ラストオーダー21:30) |
定休日 | 毎週水曜日と第3木曜日 |
駐車場 | 30台 |
アクセス | 美川漁港から139歩 |
https://www.instagram.com/sushimihama/ |
2. 御料理 こめや
続いてご紹介するのは、「御料理こめや」。
お店の外観は、老舗の高級旅館のような風格がありました。ちょっぴり「特別な日の食事気分」を味わえます。
店内の内装もとても綺麗。どこか温かみもあり、リラックスできます。
店内には個室もありました。掘り炬燵なのがまた良いですね。
メニューを選んでいると「お通し」が到着。盛り付けがとても綺麗で、思わず撮影に夢中になってしまいました。
気を取り直して、注文へ。
まずは王道のお刺身、「五種盛り(1,330円)」をいただきました。
こちらも盛り付けがとても綺麗です。
見るからに美味しそうで、食べる前から「当たり」を確信していたのですが、口に運ぶと、もう食感が、プリップリ。
素人ながらも、鮮度の高いお魚を使っているのが分かります。
御料理こめやでは、毎日美川漁港で仕入れを行っているそうなので、まさに「獲れたての海鮮」を堪能できます。
お次は、白エビ唐揚げ(660円)。
こちらも、サクサクでとても美味しかったです。白エビ好きの筆者にはたまらない一品でした。
最後は、常連さんがおすすめしてくれた「ふぐの子グラタン(660円)」。
ぐつぐつと沸騰し、マグマのように溢れながら運ばれてきます。
熱々のグラタンは、食べるととてもまろやかで、「これは絶対に食べたほうがいい」と常連さんが言うのも納得でした。
常連さんに、「御料理こめやの魅力は?」と聞いてみたところ、「料理やお酒もだけど、店主やお店の人たちの人柄が良い。店主の笑顔が好き」とおっしゃっていました。
筆者もこの日、常連さんやお店の方とお話しできて、とても楽しい時間が過ごせました。
料理も美味しく、お店も温かい雰囲気で、とても癒されました。
御料理こめやの店舗情報
こちらも人気のお店なので、事前に予約を入れてから行くのがおすすめです。
住所 | 〒929-0233 石川県白山市美川浜町426 |
電話番号 | 050-5484-9171 |
営業時間 | 11:30~14:00 ※予約制。来店前にお店にお問い合わください。 17:00~22:00(L.O.21:30) |
定休日 | 毎週水曜日 |
駐車場 | 9台 |
アクセス | JR北陸本線 美川駅 徒歩4分 |
公式サイト | https://oryourikomeya.gorp.jp/ |
3.【番外編】大西蒲鉾
王道海鮮グルメからは少し外れてしまいますが、ぜひご紹介したいのが「大西蒲鉾」。
三代にわたる老舗の蒲鉾の直営店(工場)で、地元の人からもとても愛されています。
大西蒲鉾は、新鮮な魚のすり身と伏流水、そして職人の五感を研ぎ澄ませた「手作業」により作られています。
近年では多くの工場が機械に任せる工程も、音や触感で状態を見極めながら手作業で行うため、通常の蒲鉾より多く水分を含み「ふっくら、もっちり」とした食感を実現しているそう。
いただいたところ、確かに、ふっくらもっちりでした。
蒲鉾以外にも、ちくわや薩摩揚げ、野菜揚げなどもいただいたのですが、どれも、これまでの人生の中で食べた中で、1番美味しかったです。
これまで筆者の中で蒲鉾という存在は、メインのおかずの隣で華を添えるような役割のイメージでしたが、大西蒲鉾さんの蒲鉾は、おかずの主役になる満足感でした。
包みも可愛いです。誰かにプレゼントしたくなります。
おまけ:筆者イチオシ「加賀能登揚げ」をぜひ食べて
どの商品も本当に美味しかったのですが、筆者がどうしても皆様にお勧めしたかったのが、こちら。
「加賀レンコン」「能登産もずく」「加賀丸いも」が使われた、郷土愛溢れる『加賀能登揚げ(330円)』です。
まず香りがとても良いです。袋から取り出すと、甘く香ばしい匂いが、ふわりとします。
そしてお味が、とにかく絶妙なんです。美味しい。何個でも食べられそうです。
大葉も入っているので、さっぱりいただけます。
美川に行ったらぜひ、この感動を味わってください。
大西蒲鉾の店舗情報
住所 | 〒929-0231 石川県白山市美川和波町北221 |
電話番号 | 076-278-2227 |
営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 毎週月曜日 |
駐車場 | 6台 |
アクセス | JR美川駅から徒歩約12分 |
公式サイト | https://www.oonishikamaboko.com/ |
石川県で寿司や海鮮丼を
食べたくなったら一度は美川へ
美川町の海鮮グルメのご紹介、いかがでしたか。
今回訪れて感じたのは、海鮮グルメの魅力もさることながら、水などの地域資源を大切に想い、地元に愛着を持って営みを続ける人たちの姿も、とても魅力的でした。
また、どのお店に行っても人情味あふれる温かな人たちばかりで、お腹だけでなく心も満たされました。
筆者は、美川の町ごと好きになりました。
「石川県で獲れたての海鮮を堪能したい」「白山で美味しいグルメを満喫したい」という時は、ぜひ一度、美川町に訪れてみてくださいね。